皆さん、仕事のリアルは磨いていますか?
今後、紙メディアはどうなるのだろうか?とみんな思っている。
釈迦に説法になりますが、今時の話を少しさせていただきますが、メディアの様相が多様化する中、次世代メディアやSNS云々の議論は重要なことだと考えています。我々のクライアントや読者が、ネットメディアやSNSなどを活用して 自由に手軽に情報を発信できるようになりました。 そのことによって、プロモーションやイベントなどへの集客が メディア会社・広告会社と同じように安易に実現できるようになりました。 我々のドメインから言えば、次世代を考えたメディアや広告に対してもっと真摯に深く取り組まなければと考えます。
今、まさに競合は同業だけでなくクライアントや読者を脅威と考えなければなりません。今、実践すべきことは、アナログやデジタルの住み分け云々ではなく、いかに「リアルな場」「リアルな人の繋がり」をいかにつくりあげていくか!それは今まで築いてきたポジショニングは大いに活用すべきだと考えます。メディア周辺での主要事業は最適なものだと思っています。何かの目的を持ちながらも、また別の付加価値がそこで自分のものになれば、ある意味一つの満足感を得られる。そのリアルな場と人の深厚拡大こそが我々が得意とする戦術ではなかっただろうか?もっと言えば「ONE TO ONE」のカスタマイズされたサービスを提供できるのではないだろうか?それがメディアづくりの原点ではなかっただろうか?またその「リアルな場」「リアルな人の繋がり」を活用して、いかに次世代メディアにとシナジーを生むか!(アナログメディアやデジタルメディアという線引きされたメディアではなく)ということだと思います。
デジタル事業の収益構造が見えない、アナログメディアの売上や粗利がダウンしてきたなどと、ネガティブな要素は色々と各社おありだと思いますが、目先の広告営業や編集取材に追われ、置き去りにしているかもしれない「リアルな場」「リアルな人の繋がりの場」をもっと戦略的に創造できないか?それを実践し実現することによって、既存メディアの強さをもう一度、さらに引き出すことができるものだと考えています。そしてここに参加されている各社の知恵とコミュニケーションを結集させることによって、さらに力強いビジネスネットワークが実現できることを楽しみにしています。最後に、まずは「リアル」に「リアル」のことだけを考えてみませんか?何かの発見があります!
最後に今回のこの機会は皆さんのスキルを高める目的もございますが、ここに集まった今後の各社を担うメンバーがこの機会に、それぞれが強く繋がることは大事なことだと考えています。各社のベクトルや戦略戦術、また各社の風土や体質の違いは、できる限りの範囲でよく理解しているつもりでございます。その上で、今回ご参加いただいた方々にご提案があります。新しいことを始める時、新しいメンバーと、新しいステージで、事業戦略を組み立て、事業計画を推進する、そして会社設立?その時の立ち上げメンバーを募る想いでこの2日間の「場と時間」を意識的にリアルに過ごしていただければ、ネットワークビジネスの力強い基盤となるものが、この場で生まれるのではないかと思っています。語弊がありますが、あえて理を入れておきますと、皆さんにはご理解していただいていると思いますが、会社をつくれと進めているわけでなく、会社をつくるほどのリアルな気持ちで、せめてこの2日間は、それぐらいの強い意識をもって、ここに集まっている仲間とコミュニケーションして欲しいということです。繰り返しになりますが、この二日間は「矜持を意識して、みんなで点線面をイメージして、事業の可能性をリアルに拡げるための「ヒントと絆」を発見していただきたいと思っています。何よりもまずは皆さん、会社にいる時よりはハッピーに今日明日の研修の時間をお過ごしください。
株式会社和歌山リビング新聞社 代表取締役社長 西田 弘
(株)和歌山リビング新聞社代表取締役社長。(株)リビングリレーションズ代表取締役社長。ソーシャルカルチャーネットワーク(株)代表取締役社長。一般財団法人リビングソーシャルプロジェクト代表理事。NPO法人コミュニティマネーわかやま理事・大人大学推進協議会会長・日本宇宙少年団和歌山分団長。