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清水健さん講演会「大切な人の想いとともに」を開催

主管:一般財団法人リビングソーシャルプロジェクト
共催:株式会社和歌山リビング新聞社

 10月はピンクリボン月間です。
 乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を啓発するため、10月15日に“シミケン”こと元読売テレビアナウンサー・清水健さんの講演会「大切な人の想いとともに」を和歌山県民文化会館小ホールで開催しました。

 清水さんは、最愛の妻を乳がんで亡くされ、現在は、息子さんとの時間を大切にしながら、「一般社団法人清水健基金」の代表理事として各地で講演。妊娠直後に乳がんが見つかった奈緒さんの闘病生活のこと、3人で生きるという決断をくだしたこと、大切な人を失った悔しさ・悲しさなどの“想い”を伝えています。

 「リビング和歌山」9月30日号の紙面で、講演会の告知をしたところ、定員(328人)をはるかに上回る500通(1通で2人まで応募可)を上回るハガキ、ファックス、メールが寄せられ、あまりの反響の大きさに驚かされました。今回、ご応募いただいたのに参加できなかった皆さま、大変申し訳ありませんでした。

 当日は、人気キャスターだった清水さんのファンはもちろん、がんで最愛の人を亡くされた方、今現在病と闘っている方などが来場され、“清水さんの想い”に“自分の想い”を重ね合わせ、多くの人が涙を流されていました。講演会終了後には、著書『112日間のママ』『笑顔のママと僕と息子の973日間』の販売会も実施。清水さんが直筆サインを添えて一人一人と会話を交わし、撮影にも応じくださいました。清水さんありがとうございました。

 さらに、会場には、民間のボランティアグループ「ピンクリボン運動in和歌山」に協力いただき、乳がんのしこりの模型を設置。多くの来場者に、乳房のシリコン模型でしこりの感触を体感してもらいました。

 リビングソーシャルプロジェクトでは、今後もこうした活動を通じて、がんについての啓発と情報提供、検診の早期受診を推進していきます。