コミュニケーションをデザインする。ということは。
弊社は「点・線・面」から「ブランディング戦略」そして「プラットフォーム戦略」と弊社がもつコアコンピタンスをフルに機能させながら、自社メディアと自社事業を拡大してまいりました。事業領域と事業方針に則った戦略と戦術をもとにこれからも、メディアを通して事業拡大に努めたいと考えています。
それはさらに、生活者のライフスタイルを豊かにしながら、日々の生活を豊かにできるコミュニケーションのカタチと確信しています。
常に生活者の視点にたったマーケティングでCS・CSR・CRMを遂行しながら、よりよいコミュニケーションのカタチをつくるため(BtoBwithC)toC(CtoC)を実現していかなければと考えています。何よりも生活者を豊かに導くための「コミュニケーションをデザインする」という役割は果たさなければと。使命の如く肝に銘じて邁進するつもりです。
本来に立ち返ってフリーペーパーのあり方を考えてみると、有料紙は読者が選ぶもの、フリーペーパーは読者を選ぶものです。
また「値段があるから価値がある」。「無料で配られるものに価値がない」。という価値観は的はずれで、価格が価値を表すというブランディングは今の時代にはそぐわないと考えます。フリーペーパーに対してよく言われることですが、「読者の購読料によって得るべき収入を広告に依存している」という捉え方をされたりします。それは有料紙も無料紙も同じく広告で収入の大半を得ている。私はこのようにいつも皆さんに話しています。
メディアは生活者に有益な記事を提供し、その引き換えに生活者から読む為の時間を引き換えにいただく。そしてまたその読者から得た時間をクライアントに売っているという考え方。です。
メディアは生活者の信頼と時間をもらえなければクライアントに売るものなど何もない。そんな考え方でメディアと生活者のことそしてクライアントのことを日々考えています。
本日は押しつけがましい話も多々あったかと存じますが、皆さん方には、何はともあれ厳しい就職戦線頑張り貫いてください。本日はご静聴ありがとうございました。
株式会社和歌山リビング新聞社 代表取締役社長 西田 弘
(株)和歌山リビング新聞社代表取締役社長。(株)リビングリレーションズ代表取締役社長。ソーシャルカルチャーネットワーク(株)代表取締役社長。一般財団法人リビングソーシャルプロジェクト代表理事。NPO法人コミュニティマネーわかやま理事・大人大学推進協議会会長・日本宇宙少年団和歌山分団長。