ソーシャルをキーワードに事業を展開する
弊社は、CS(Consumer Satisfaction )CSR( corporate social responsibility )CRM(Customer Relationship Management)を基本にステークホルダーとの関わりを考えています。
簡単にいうと、CSは皆さんご存じの通り、クライアントに満足してもらうということと、そしてわれわれは生活者にも満足してもらえるようなメディアの領域を持っているということ。
CRMはクライアントさんの、例えば事業領域その環境そして事業方針など、いろいろなことを深く理解しながら、ワンツーワンマーケティングを実行する。それを知っているのとやらないのとでは全然違ったソリューションになります。共にBtoBで的確な情報を共有して、生活者に的確な商品やサービスを提供できるそのものを、われわれと一緒にクライアントさんと開発していく。
さらにCSR、これが究極の本日の落としどころで、CSRと言いまして、具体的に言うと、弊社は日本宇宙少年団和歌山分団を運営しており、小学校の理科嫌い科学ばなれとか、そういうことが叫ばれて久しいですが、理科に興味を持ってもらおう、科学に興味を持ってもらおう、それらを通してこれからの時代を考えると、宇宙に興味を持ってもらいたい。そのようなこと考えたりしています。逆の言い方をしますと宇宙に興味を持たせて理科離れや科学離れを少しでも抑えたいという想いが、YAC日本宇宙少年団にあるかと思います。
弊社は和歌山大学の学生自主創造科学センターというところとコラボレートしまして、月1回のカリキュラムを組み理科とか科学とか宇宙について共に学んだりしています。
大人大学。全国のシニアを和歌山大学に集めて和歌山を知ってもらいたいと同時に、和歌山をアカデミックに学びませんかということで、全国のシニアを和歌山に集めました。この事業は和歌山県や和歌山大学と紀陽銀行、地域連携事業の一環でやっておりまして、最近では高野山大学や近畿大学とも一緒になって進めています。
2007年問題というのがありました。団塊の世代たちが2007年から5年ぐらいの間に現役を引退していくと。現役を引退するとどういうアクションを起こすのだろうか、シニアのライフスタイルがどう変わるのか、というところでのテストマーケティングでもあります。
講演:株式会社和歌山リビング新聞社 代表取締役社長 西田 弘
(株)和歌山リビング新聞社代表取締役社長。>続きを読む